2008年6月13日金曜日
俺は用心棒 第十三話 雷雨の日に
バイトの面接にトライする万平旦那。
っきゃぁー!!!!
左右田さんサービスシーン満載!
筋書きは、芹沢鴨暗殺外伝。
ゲストに里見浩太朗氏。
若い頃から、姿もいいが声もいいな。
小さな仕出し屋・芳幸。
にわか雨が縁で、しっかり者で器量よしの内儀が
芹沢鴨に目をつけられる。
そうとは知らず、急に大口のお得意さんができて
喜んで店先に求人広告を出す芳幸店主夫妻。
と、そこへ、さっそく我らが
品田万平、求人に応募。
しかし、
��0秒もの長セリフで面接に失敗。
そりゃそうですわ。
あんたお侍なうえに、包丁もつたびに
いちいち薀蓄たれられたら、
芳幸はんかて、商いにならしまへんわ。
悪いこといわん、芳幸はんやのうて、
うちに来たらよろしいわ。
・・・ゴホン。
つづいて二番手。
用心棒の旦那も用心棒の押し売りをするが、
やはり断られる。
ところで、チラチラ出ていた沖田君が、
ひとこと「(芳幸に)気をつけてやってください」と
言い置いていくところがニクイ。
用心棒シリーズの沖田君は、血風録での、
あの特徴的な高笑いをあまりしないのだが、
そのかわりに、
賢明で、機敏で、気が利いて、仕事も出来る男な感じが
強調されていて頼もしい。
小田部通麿さんの
「お茶や」
という皺枯れ声が、んもう、コワモテでいい!
しかも、前回、芹沢局長と一緒に御用改めしておきながらも、
決して芹沢先生に臆さず、靡かない感じで気骨が溢れている。
おっと、万平旦那もプッシュしなきゃ。
芹沢一派の押し借りを阻止した
用心棒の旦那と万平旦那。
この緊迫した場面でも、無腰で飄々と、
「あんた、子供の頃嫌われたクチだろう」
と、説教しちゃうのが品田クオリティ。
沖田君が気を利かせたおかげで、
女将の貞操は守れたが、
仕出屋の主人は帰らぬ人となった。
乱闘中、万平旦那が、
「わたしから離れるな」と言っていたけれど。
これって、多分、「男がすたる」ってやつなのか。
恋女房に邪な企みをされて、
黙って居られるかってんだ。っていう。
憤然と、野良犬の旦那と万平旦那、
沖田を訪問して不幸を告げる。
この場合、沖田君は加害者側ということになるが、
その仇討ちも含めて、決着の日は近いことを
目と目で語る。
問題の場面は、「新撰組血風録」のリプレイだろうか?
これは要検証。
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こんばんは。かもんさんの視点で見ると、「俺は用心棒」が別の物に見えてきて、いいと思います。万平旦那のアルバイト売り込みですか、アルバイトという言葉で新鮮に見える不思議さ(笑)。芹沢暗殺の場面は「新選組血風録」からというには、皆周知みたいですよ。栗塚さん、土方、野良犬の二役出演の作品は、というのが結束検定の問題のひとつになるかも。それに加えて、品田、野良犬二人が就職運動したのは、どの話っていうのも問題になるかもしれませんね(笑)。
返信削除こんばんわ。
返信削除オールドファンの皆さんが出題者だったら、
かなりカルトQな、難問ぞろいになりそうですね。
首席合格には、左右田さんサイン入りブロマイド希望です。
万平旦那の柔軟な生き方には、
現代人が見習うべき美点が多々あるなあと、
毎回楽しみながら見ています。さすが結束脚本です。
就活と聞いて、二人よりも積極的に
売り込んでいる例ってないだろうかと思い、
ふと
「子貸し腕貸しつかまつる」が
思い浮かんでしまいました。
これは、よんどころない事情とはいえ。