2008年5月19日月曜日

天を斬る 第二十二話 春の祈り

権田さん、昼酒。
ところでこの湯呑みって、「雪割人形」で使っていたのに似ている。

雪深い国での、祠をめぐる若い大工と武家の娘の
ハートウォーミングな心のふれあい・・・

と思いきや。
いきなり殺人事件の渦中。さすが結束。


しかし、どーして、人形劇三国志の関羽雲長にして
雲霧仁左衛門の小頭・木鼠の吉五郎でもある
カッチョイイ石橋蓮司氏は、
若い頃こういう癇の強い役どころが多いのか。

やっぱり氏の演技力の所以か。
人斬りをして、
櫻井さんと権田さんが呑んでる居酒屋にやってきて、
酒を注文したあと、権田さんのお酒追加の声に、
はじめて他に人が居ることに気がつくこの、
狂気じみたリアルさ。
ここって、脚本に書いてあったのかなー。

それはさておき、
雪の中から登場する黒尽くめの牟礼さんが、
くやしいほどにカッコイイ!
連日栗塚ファンサービスじゃん。

左右田ファンにもサービスお願いします。
是非に!

ジモターが藁沓穿いているのも芸が細かいが、
万五郎と百太郎も、いつの間にか藁沓を調達しているのも
いい演出です。
武家は藁沓を履かない。
封建な感じが強調されて、実に結構です。

今日も、キャメラワークが渋かった。
終盤の橋の場面なんて、カラー作品なのに
モノクロのような撮りかたで、
無駄がなく、緊迫した場面によく合っていました。

あー、やっぱり・・・な、結束ビターエンドでしたが、
万五郎が、、ボランティアでの祠再建。
救われるシーンでした。

天を斬る 第14話から最終回までDVDで

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