��タ━(゚∀゚)━! 待ってました!
神脚本 左右田斎藤最強伝説の巻!
原作タイトルは「海仙寺党異聞」
これを脚本化するにあたり、
長坂小十郎ではなく、斎藤を主役に持ってくるところが、
結束信二の神たる所以・・・・・!
さっそく、栗塚さんのナレーションをバックに、
飄々と歩く後姿の連続サービスショット。
斎藤一。
明石藩脱藩
江戸試衛館以来の同志。
新選組三番隊助勤。
剣術師範頭。
その剣絶妙を極め、隊中屈指の遣い手なれども
いささかも奢り驕ぶるところなく、人望あり。
そーでしょう、そーでしょう。そうですとも!
斎藤さんの行く先は、「辧慶」というベタな名前の居酒屋。
そこで、自称:斎藤の幼馴染、「中倉」と会う。
斎藤はよく覚えていないのだが、
中倉は「お久しぶりです」と、明石で一緒だったという。
太っ腹で温厚な左右田斎藤は、コネ入隊を請け負う。
斎藤さんの口添えは効果覿面。
入隊一発OK。
斎藤さんの三番隊に配属。
しかし、面接終了後、沖田君はアハハと大笑い。
「あっはっはっはっはw
近藤先生も、甘いなぁ。
斎藤さんと同門だからって、斎藤さんと同じように強いとは
限らないでしょう?」
土方さん
「総司、近藤さんは、そんなことは百も承知だ」
沖田君、たしなめられても面白そうに笑顔で
「斎藤さんも人がいいからな、内心は、困っているんじゃないのかな」
言いにくそうに、お手当ての前借りを申し出る中倉に、
これまた人のいい斎藤さんは、みずから金策してくれる。
ところかわって、なにやら色女の家。
玄関に番傘3本あるところが、生活感あってこまかい!
そこへ頭巾の侍・・・と思ったら、みなりを整えた中倉!
斎藤さんが金策してくれた10両を、ポンと女に貢ぐ。
あからさまな濡れ場がないところがまた、
結束組のシブいところ。
つがいの文鳥(?)が、鳥かごで戯れているのをアップにして
視聴者のご想像におまかせしますー。
中倉が、金のかかる女に狂っていることが明らかになる。
近藤先生と土方さんが、仕事半分、友情半分で
話し合い。最近「海仙寺党」と名乗る水戸藩の過激派一団が
都を騒がせていることを憂慮。
ウウ、このときお茶を飲む栗塚さんの横顔の美しさったら、
堂々と「水戸藩」と表札を掲げている
お屋敷のアップ。
・・・「表札」・・・これは、時代劇のウソとして、
今は黙認されている手法として、華麗にスルーしましょう。
揃いの羽織に、高下駄はいて、何やら攘夷ソングを合唱しながら
6人ほど入っていく。
怪 し す ぎ
例の色女、中倉に内緒で
祇園や島原に遊び飽きた水戸のお侍に囲われることに。
一方、中倉の金遣いの荒さを不審に思った勘定方が
心配して斎藤に報告。
斎藤さん、居酒屋でカウンセリング。
中倉、正直に女のことを打ち明ける。
恥じ入る中倉に、斎藤はかえって安心。
「わたしは武骨一点張りで、そういう機微には疎くて」
「はっはっは、金のかかる女のほうが、楽しいでしょうなあ」
と、懐の深いところを見せる。
女に執着する中倉をよそに、
色女の家では、水戸者と女が会っている。
近藤さんと土方さんは、相変わらず海仙寺党問題に頭を痛めている。
ここで、温情人事。
中倉には、事務職に移ってもらおうと、斎藤に了承を求める。
斎藤も、その方が助かると、感謝。
さー昼メロ展開!
女の家には水戸者が来ており、桃色ムードになっている。
そこへお役換えになって、急に非番になった中倉が帰ってくる!
あわや はちあわせ!
原作同様、居間の様子で、誰か来ていることを察知する中倉。
しかし、隠れていた水戸者に先手を打たれ、斬られる。
水戸者と女は逃走。
実は、ずっとはりこみをしていた目明しが、
中倉の最後の言葉を斎藤に伝えに来る。
斬った相手は、今、時事問題になっているあの
海仙寺党!
沖田君と、何気なく将棋の続きを打っているつもりが、
初歩的なミスを繰り返す斎藤さん。
沖田君に何かあったと、あっさり見破られる。
「表ざたにならないうちに」助太刀するという沖田君に、
ひとりで行くという、強情っぱり斎藤さん。
土方さんと掛け合いにいく。
中倉くんを「病死」扱いにして、紹介者の自分の面目も立つように
してもらいたいと。
条件は、斎藤さんひとりで、中倉を斬った相手を討つこと。
土方さんは、それがあの「海仙寺党」の一味だとは知らない。
斎藤さんは、それがあの「海仙寺党」だと承知の上。
結束神脚本!
漢の中の漢!左右田斎藤!!!!
お菓子を食べながら、なんだか腑に落ちない沖田君、
斎藤さんの行方の手がかりをハッと思いつき、
急いで後を追う。
斎藤さんは、実は海仙寺党の近くの居酒屋だった
「弁慶」で待ち伏せ。
夜になり、斎藤は単身、海仙寺党のアジトに潜入、
ここで
真っ暗な屋敷内で火をともし、あらかじめ間取りをチェックしている
ところが、いかにも手練れらしくていい!
背にすることを決めていた柱をベースに、
お手本のような殺陣を見せる斎藤。
沖田君が珍しく慌てて駆けつけた時には、
髷だけ乱れた斎藤さんが
「もう済んだんだ。行こう」と、飄々。
土方さんにも
「昔なじみの中倉くんの仇を討っただけ」
と、少しも手柄顔しないのが漢・左右田斎藤!
このままシブくおわるのか?
と思いきや
沖田君がクスクス笑って登場。
「海仙寺党なんてのは、もう一人も残っていませんよ」
土方さん、初めて事の真相を悟る。
土方さん、興奮のおももちで、斎藤さんのお部屋へ褒めにいく。
「君は、一人で凄いことをやってのけたらしいな」
斎藤さん、刀の手入れをしながら、笑いて曰く
「いやぁ、べつに、何も」
惚れるならやっぱ、
左右田斎藤でしょう!
あー・・・、三杯飯いけそうですー。
(2008.10.06 加筆)-----------------------------------
左右田最強伝説『海仙寺党全滅』の名場面については、
→はぬまん さん方
Ten-Teko dance im my head.
http://hanuman2525.blog31.fc2.com/blog-entry-64.htmlも、ぜひにご覧じませ!
この回は左右田さんの「キリリ顔」が何度も見られて良かったです。
返信削除冒頭の
その剣絶妙を極め、隊中屈指の遣い手なれども
いささかも奢り驕ぶるところなく、人望あり
ってのもうなずけますよね!
普段はおっとりしているのに、いざというときはスゴ腕の剣士に変身。
左右田さんのかもし出す雰囲気がピッタリです!
��回目ともなると、色々突っ込みどころや新たな魅力満載で・・・
かもんさんのおっしゃるように・・・何杯でもいけそうですねぇ。
ayaxさん コンニチワ いらっしゃいませー
返信削除当時スケジュールの都合がつかなかったのか、
斎藤さん大活躍の巻は、あと
「槍は宝蔵院流」
「あかね雲」
「鴨川銭取橋」
「風去りぬ」
ぐらいしか・・・。クスン。
思わず、海仙寺党全滅には、力が入ってしまいました。
またリプレイして騒ぐかもしれません。
普段からギラギラしている剣士より、
左右田斎藤のような剣士のほうが、数段強そうで
ホント、魅力的ですよね!
見ないと決めても・・・またもや見てしまった!! 血風録・・。その中でもこの項は、左右田 斉藤のよさが光りすぎです!!と言いたいほど。渋い二枚目の寡黙な顔ではなくても・・・淡々として仕事をやってのける・・・町工場系の男!!。いいですね。
返信削除タケタクさん、お久しぶりです。いらっしゃいませー!
返信削除左右田斎藤、渋っ!
町工場系とは、言い得て妙ですね!
��.001ミリの分かる男・・・。
明日は、海仙寺党ほどの派手さはないものの、
斎藤の人柄と強さがよく描かれた作品の
オンエア!
権田さんも、裏通り先生もいいけど、
やっぱり左右田斎藤は20世紀最高。
今からワクワクです。
トラバ有難うございました!
返信削除※トラバと書こうとして、タラバとミスタイプしたとかしなかったとか。いやぁ、今年も蟹の季節がやってきますねぇ(汗)
いやぁ、光栄至極に存知ます。
トラバしていただいて、一番楽しんでるのは私か、と。
昨日観たばっかりの作品の人様レビューが読めるだなんて、幸せだなぁ。拝読していて、脳内でリアルに再び上映会できるこのタイミングはなかなか味わえないですもの。
インターネットってほんっと素晴らしいですねぇ。
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げまするぅ。
こんにちは
返信削除トラバ、なるほどこんな使い方ですか
わがブログもトラバ再開検討しようかな。
全面禁止解禁しようか(笑)。
名台詞より、名表情たっぷりの斎藤ハンでしたね。
栗塚さんの冒頭のナレショーンと、間とりの時のテーマ音楽よかったとも思いました。
はぬまんさん コンバンワ いらっしゃいませー
返信削除>タラバとミスタイプ
「タラバの方が、むしろ宜しい」と、
左右田さんの声が聞こえてきそうです。
>昨日観たばっかりの作品の人様レビューが読めるだなんて
つたない左右田ラヴ絶叫はさておき、
左右田絶賛の、皆さんのコメントをも、
ともに繋がらせていただける喜び!
こちらこそ、ありがたき幸せです。
辰七さん コンバンワ、おこしやすぅー
>トラバ、なるほどこんな使い方ですか
そうなんです。
太公望のお腕前には及ぶべくもありませんが、
左右田ラヴ絶叫定置網を
地味に張っていくことが、自分にできる
左右田プッシュの道のひとつと思えばの一念であります。
万平旦那とおなじく、たとひ釣果は薄くとも。
>栗塚さんの冒頭のナレショーンと、間とりの時のテーマ音楽よかった
わ、もう一回見て出直してきます!ノシ