2007年12月21日金曜日

【時専】忠臣蔵 最終回(前半)

いよいよ討ち入り前夜。

キタ━(゚∀゚)━!!源蔵さまvv

それはさておき。
前半ハイライトは、やっぱり名場面:南部坂雪の別れ

これについては、最近の演出には物言いなんです。
去年の、「瑶泉院の陰謀」を見そこねたので、
これは物言いの外におきますが・・・。

大石、千坂の間者に気づく
↓
仕官すると嘘をつく
↓
瑶泉院怒る
↓
大石、亡君への焼香を願い出る
↓
瑶泉院、とりつくしまもなく断って退出
↓
大石、戸田に巻物を預けて帰る


この大筋は、フィクションとしても、これでよかろう。
しかし、
三次浅野家のお姫様で、その後は播州赤穂の藩主の正室な
瑶泉院が、眦をあげて怒る姿は、
いただけない。


制作側は、近頃、
瑶泉院さまを軽んじては居ないか?それとも、女子と小人は養いがたし、とばかりに
無意識にヒステリックに描いてはいないか?

「畳の上以外歩いたことがない」と思われる人種は、多分、
小さい頃から喜怒哀楽を、抑制する訓練を受けているはずだと
思うのです。
特に、負の感情は、「ご不興を買った」ということで
人の命を奪いかねないことと、言い聞かされて育つはず。


忠義の行動を望むとしても、それは多分、そっと胸のうちで。
仇討ちは無いと聞いて落胆しても、誰を責めることもなく。


大映の時代劇華やかなりしころの忠臣蔵シリーズでの
瑶泉院の描き方、これにすぐるものはありません。

大石が仕官をすると聞いて、
一瞬、えっとまばたきを忘れるような表情をして、
その後、だんだんと悄然としながら、
静かに
「内蔵助にも身の振り方があろう」と、いうような言葉をかけ
、
でも、
「殿への焼香は許しません」と、ここだけは譲らずに、
そして、
「体をいとえよ」
というようなことを言って、始終静かにふるまって、立ち去る。


くーーーーー!シビレますぅ!
これこそ、身分もあり、たぶん教養もある、
ご後室様のお振る舞いというものです。
なるべく、21世紀の時代劇でも、この演出でお願いしたいものです。


瑶泉院が後悔するのは、
「忠義の士を口汚く罵ってしまった」
ではなく、
「大石の本心を見抜けずに、別れを惜しまず、
殿へのご焼香も許さなかった自分」
でなければならないと思うのです。


皆様はいかがご覧じますでしょうか。
スミマセン、この南部坂の件は、いつかネットの隅っこで叫ぼうと思っていたものですから、長々と。

源蔵サマはヨカッタ!
勝野さんも好演。(誰がやっても快男児な、いい役ではあります)

吉良家お隣の主に、中村梅之助さん!まだまだつづく、豪華配役。

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