2008年6月16日月曜日

俺は用心棒 第十六話 志士の写本

やば。
ここんとこ、左右田ファンサービスラッシュ。

鯖寿司を賞味する品田万平
��タ━(゚∀゚)━!
万平旦那、牢内でも構わずグルメ薀蓄の60秒
本日は鯖寿司の巻。

あらすじは、験の悪い駕籠と人違い。

野良犬の旦那が、験の悪い駕籠に乗って襲撃を受け、
やむなく徒歩となり、途中、アンニュイに
草履占いで行き先を決める程の、なりゆきまかせ。

運良く駕籠屋にたどりついて、ここは多分、別な日の撮影?
猛烈なフェロモンを発散しながら、
駕籠を呼んでくれと頼む。

つけられていた野良犬の旦那、
駕籠屋の若者の捨て身の行動もむなしく、
大人しく六角送りとなる。

駕籠屋のねーちゃんが、
写本の仕事にいそしみ、よなべする弟のために
こさえた鯖寿司のお裾分け持参で。

まったく、野良犬の旦那ときたら、
その豪腕と美貌で、喰う呑む寝るには事欠かないな。

牢屋で品田万平と再会。
残りの鯖寿司を気前よく全部、万平旦那にあげてしまう
野良犬の旦那。

万平旦那、ちゃっかり沖田君とのコネを利用して
ついでに野良犬の旦那と出牢。
沖田のコネで出牢する万平旦那
あーもー、牢内暮らしすら、しっくり来ちゃう万平旦那って。もう。

やれやれと、番小屋でみんなでお茶してると、
あの駕籠屋について凶報が入る。

ここから、娯楽時代劇らしい急展開。
万平旦那のネゴシエーターぶりも、グッジョブ。
��しかし、またもや沖田君をチラつかせる手法。)

そして。
よっしゃこれで姉弟、何とか脱出だ。
と、初見の時は安心したが、ここでタイムカウンターをチラ見すると、
開始後まだ約40分。

5分もあれば、
結束ビターエンドへの暗転には充分。

・・・やっぱりな。

せっかく拾った命、なぜ身ひとつで落ち延びなかったのか。
というのは、劇中の他人の人生だから言えること。
この弟は、どうあっても「約束を守りた」かったのだろう。

幕末の混乱も、現代も、
実は世相にさほど違いがあるとは考えにくい今、
若者の行動を、ただ愚直と切り捨てるには惜しいと感じます。

相変わらず深いな、結束。


いやしかし、万平旦那のお手製鯖寿司
二人とも食べないなら、わたしにくださいよ。
鯖街道薀蓄つき。
・・・もしかして、二人とも、あたるのがコワイのか?

2 件のコメント:

  1. こんばんは。この若者のようなタイプ、結束ビターエンドで暗転の話が多い。なぜ間に合わないの、どうして逃げないのと、自問自答する、これが結束作品の特徴なんですね。暗すぎる話が多すぎると思いながら、見てしまうのは、なぜと何度思った事か。でも、随所に見られる、万平旦那と野良犬旦那の怒りの鉄拳で、一息つくのか。かもんさんの「ただ愚直と切り捨てるには惜しいと感じます。」うんうん、これが結束節の真骨頂かもしれませんね。万平旦那のお手製鯖寿司は人気悪い(笑)。でも漬け物は、前回人気ありましたね。今後とも、万平料理談義の続きたのしみましょう(笑)。

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  2. 大炊かもん2008年6月19日 17:15

    こんばんわ。
    >なぜ間に合わないの、どうして逃げないのと、
    そこなんですよー。
    スカッと勧善懲悪にならないのは、
    やっぱり人間の業の深さやリアリティの追求が
    根底にあるからと考えていいでしょうか。
    >万平旦那のお手製鯖寿司は人気悪い
    なんだか、本当に二人ともウンザリ顔で心外です。
    鱧豆腐百品の時は、亭主夫妻に大好評だったのに。ぷん。

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