2008年5月9日金曜日

天を斬る 第十六話 氷雨の宿

いきなり藁まみれの権田半兵ヱ。火が消えかけているのに気付くということは、
やはり寒くて筵をかぶってうたた寝していたと
見るべきなのか・・・。

無人の小屋に居座って、
連れの誰かがお酒を手に入れて帰ってくるとは、
早くも用心棒クオリティ

意外に風流な万五郎がチャーミング。
しかも、その風流で、さりげなく旅の侍との
遣り取りが生まれるように仕組んである。
さすが結束!

続いていきなりの乱闘で、
カッチョよく登場の牟礼さんが、やっぱり殺陣が
「いち、にっ、さん!」
なのがカワユイ。いいんです。鈍栗ちゃんでも。
見目麗しいから。

それはさておき、旅館の女中役に、
もしかして、しいちゃん登場?
��しいちゃんって誰?なあなたは、↓
 新選組血風録「あかね雲」の熱血レビューを参照。

岩村百合子ちゃーん!?
目尻と口元のあたりに、しいちゃん役の頃の面影が。
声は、ずいぶんと大人になっちゃって。

お菰さんに施しをする百太郎。
憐れんでいるのではなく、本当にいい奴な演出がニクイ。
さらに、お菰役のかたの迫真の演技が、
百太郎の人柄の良さがをぐっと引き立てます。

しかも、これが伏線になってるのもニクイ。
お菰、グッジョブ!

それから、
「旅籠って言われても・・・こっちは字が読めねぇんだから」
の台詞も、たった一言なのに
百太郎の特徴がよく現れています。

万五郎は万五郎で、叱られて涙に暮れるしいちゃんを
なだめ、百太郎とはまた一味違う優しさを見せます。
万五郎は、ぱっと見、鬼棟梁な印象ですが、
その分、優しさを見せる笑顔の場面は、安心感倍増です。

ちなみに、「あかね雲」では、
小田部通麿さんは、鬼親方役なのがファンサービス。

ところで、
権田さんと櫻井さんが待っている居酒屋に見覚えあり。
俺は用心棒で、
「街道に立っていた女から言伝を頼まれた」
だったかのの話で
出てきたセットに似ている。結束組定番セット?

しいちゃんだけでなく、今回は中村敦夫さんに加え、
中野誠也さんまで出演。
ファンサービスの豪華メンバー。

今日は、流血が多かったけどおおむねハッピーエンド。
倅に先立たれた悲しみを耐える老爺が哀れ。

権田さんとしいちゃんの
ツーショットがなかったことだけが惜しい。

天を斬る 第14話から最終回までDVDで

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