2008年5月12日月曜日

天を斬る 第十七話 通夜の酒

ウソから出たまこと、結束ビターエンドの巻。

今日は、かなり牟礼さんクローズアップ。
登場シーンで帳簿を繰る牟礼さん、
左のページを刀の柄に引っ掛けて閲覧。絵になりますっ。
萌っえぇー!

それはさておき、牟礼さんや権田さんが、
どこの誰だかワカンナイのに、
下手人について受け答えしている代官所の役人たちよ、
危機管理は?警戒心なさすぎ。情報ダダモレ。

大沢孫兵衛、
「君辱めらるれば、臣死す」
などと、アジなことを言っているが、

現代なればこそ、
「わー、孫兵衛って物知りー。」という向きもあろうが、
故事成語の類は武家のたしなみ以前の、デフォルトに違いなく、

わざわざ勿体つけて口に出しているところに、
孫兵衛の調子の良さが出ている と見たほうが、
結束先生の想定に近かろうと考えています。

ちょっと横道。
その武家のデフォルトに少しでも近づきたく、
若年から漢文素読に勤しみ、いささか自信がある身としては、
ソース希望。

論語と思っていたら、論語じゃなかった!プチショック。

出典は、伝 左丘明(左氏)著 『國語』の越語下 だった。

今の今まで、左氏といえば、『春秋』しか知らなかったよ・・・。
一応、中国語wiki貼っときます→維客-国語 越語
一つ利口になった。ありがとう結束先生!

話はもとに戻って、
閉店後の茶店で、怪しい侍3人組と乱闘になる牟礼さん。
刀を抜く前後が、牟礼重蔵ソロステージ!
あいかわらず、殺陣は鈍栗ちゃんなんだけど、
見目麗しいから許す!
それから殺陣途中、の足癖の悪さが牟礼さんらしくて良かった。

権田さん、今日は食い気キャラも自粛、
どちらかといえば、地味に天地正大流介抱モード。

袖振り合った茶店の娘と、娘の生き別れの兄の
兄弟分の渡世人
��こう書くと、なんだかよく分からない感じだ)
のやりとりとラストシーンが、不憫な
結束テイスト全開で泣かされる。

ラストも、今日は牟礼さんがビシっと締めてくれた。

天を斬る 第14話から最終回までDVDで

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