2008年2月6日水曜日
水滸伝 プレイバック第一話~第三話ぐらいまで
なるほどー、林冲を主人公に据えるとは、考えましたねー。
三国志とおなじく、毎回がハイライト。
なつかしの水滸伝なので、どこまで施耐庵でどこまで横光か、
判断つきかねながら、とにかく見ています。
初回から呼延灼出演!との情報をいただき、早送り自粛で見てみると、
おお、丹波哲朗さんが、あの丹波節で林冲を厳しく諭している!
林冲、義侠の士 武松を目こぼし。
武松はハナ肇さん。原作とは違って張飛ポジションな感じですね。
虎退治を暗示する虎の皮は、ビジュアルとして分かりやすい。
これから、三国志ばりにガンガン、新キャラ登場ラッシュに違いないし。
欲をいえば、
「武松兄嫁、武松に横恋慕事件」を彷彿とさせるような
美男であったらまた、更に良かったかもしれません。
ただ、
美男ポジションは既に、
九紋竜史進 = あおい輝彦さん が
担っているので、それは欲張りすぎと言うもの。
大刀の関勝の登場を待ちわびる関羽激愛のワタシですが、
うっかり史進に参ってしまいそうです。
青い衣と、金色の簪がとても似合う、若き日のあおい輝彦氏。
「若旦那」と呼ばれているのがちょっと、チャンバラな香り。
それから、
快調にいい走りっぷりの戴宗は、
地で俊足なのではなく、御札の力で鬼足だったことを、
ようやく思い出しました。
そうだ、神行太保の戴宗とも言いましたよね。
魯智深登場!の巻で、
肉屋のシーンが、かなりイケてる感じがしました。
豚を吊るして、「その場で切って売ってます」な雰囲気!
��A当時は、きっと大陸的な印象だったのではないでしょうか。
チープかどうかということは、問題ではなく、
目の付け所が小気味よいです。
でも多分、現場は男の人ばっかりだったんでしょうなぁ、
というのを感じてしまったシーンが一つ。
林冲が運命の剣に出会ったとき、奥方が、
奥様????それは、ハンドバックですか???という趣の、手提げかばんを持っていたシーン。
イヤイヤ、罷免された軍人の家とはいえ、
奥向きの召使いの一人も残してあげてくださいよ。
荷物は召使いに持たせてくださいよ。バックじゃなくて。箱かなにかで。
(というよりも、林冲夫人が夫と出歩く点が問題なのですが)
しかしこれは重箱の隅にて。
佐藤慶さんの悪役っぷりも、これは役者さんとしては、
ベタな悪役を楽しんで演技なさっているような。
最近、餃子事件が巷を騒がせておりますが、
水滸伝の世界では、食卓に貧富の差がありありと出ているのが泣けます。
農村は貧窮しているのに、高官の邸では、
銀座アスター協力の、中華料理が所狭しと並んでおります。
ナレーターが、芥川隆行さん。
さすがは語りの神。実に落ち着きますー。
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